エタメタノールの小説一覧

小説家になろう

伯爵夫人ですが、夫が「派手な女と遊んでいた」とスキャンダルを報じられましたが、すみません、その“派手な女”は私なんです

伯爵夫人エルザは“氷の夫人”の異名を持つ上品な美女であり、議員を務める夫ルイスと共に穏やかに暮らしていた。 しかしそんなある日、スキャンダルが新聞で報じられてしまう。 夫ルイスが、酒場で“派手な女”と幾度も逢瀬を交わしていたというのである。 ファンも多い貴族夫婦のスキャンダルに世間は飛びつく。 一....
著者 : エタメタノール
小説家になろう

「どんな願いでも叶えてあげましょう」という女神が現れたので、オチを先読みすることにした

僕は小さな箱を拾った。 家でその箱を開けてみると、中から衣をまとった美女が出てきた。 「私は女神。どんな願いでも一つだけ叶えてあげましょう」 しかし、こんな怪しい話にホイホイ飛びつく僕ではない。 「大金を願ったら、偽札が出てくるんだろ?」 「願いで偉い人になっても、すぐ革命を起こされちゃうんだ....
著者 : エタメタノール
小説家になろう

人間と仲良くなりたい心優しきオーガ、村人から石を投げつけられてしまうが、どうも様子がおかしい

心優しいオーガであるダネスは人間と仲良くなりたいと思っていた。 しかし、いつも怖がられてしまい、その想いは叶わずにいた。 そんなある日、ダネスは“ルファン”という村を訪れる。 彼を見た村長は村人たちにこう命じる。 「オーガじゃ! みんな、石を投げるんじゃ!」 石を投げつけられ、ショックを受ける....
著者 : エタメタノール
小説家になろう

“回避力アップ”の腕輪をつけた勇者、敵の攻撃を避けまくり絶好調だけど、魔王に挑む直前に「実は腕輪に何の効果もありません」と聞かされる

勇者シューゼンは、速さの象徴であるファルコン神の力が宿る“ファルコンの腕輪”というアイテムを手に入れる。 この腕輪には“回避力アップ”の効果があるとされ、腕輪を装備してからのシューゼンは、敵の攻撃を回避しまくり勝利を重ねた。 そして、いよいよ魔王に挑もうという時、駆けつけてきた大神官よりこう告げら....
著者 : エタメタノール
小説家になろう

黒のドレスを着こなす令嬢には、白いキセルがよく似合う

伯爵令嬢アレッタは黒のドレスを着こなし、夜会の場でキセルを吸う、異質な令嬢だった。 その貫禄は、彼女に言い寄る好色な貴族を軽くあしらい、裏社会の人間ですらたじろいでしまうほど。 ある日、アレッタは街で公爵令息にして若き騎士団長ティッツと知り合う。 時を同じくして、街に幻覚作用のある葉をキセルで吸う....
著者 : エタメタノール
小説家になろう

好きな女の子に電話で告白して成功してメッチャ喜んでたら、その女の子が近くにいた

日曜日、高校生の茂人は近所を散歩していた。 そしてふと、クラスメイトの絵菜のことを思い出し、スマホで電話をかけて告白しようと思い立ってしまう。 この告白はなんと成功する。 茂人は人目も気にせず、「やったぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!」「サイコー!!!」「俺は世界最高の幸せ男!!!」と喜びまくるのだが……....
著者 : エタメタノール
小説家になろう

高望みする婚活令嬢は、平凡な令息と出会い「まあ、こいつでいいか」と妥協する

子爵令嬢のジュディは、夜会での結婚相手探しに燃えていた。 そんな彼女が相手に望む条件は、侯爵以上、長身、二枚目、髪はさらさらの金髪、乗馬ができ、武芸にも長け……。 しかし、高望みはするものの、成果は出せずにいた。 そんなある日の夜会で、ジュディは子爵令息のフリンクから話しかけられる。 ジュディの高....
著者 : エタメタノール
小説家になろう

他人の不幸は蜜の味、そして私は“蜜の味”が大嫌いだ

私には奇妙な体質が備わっている。 それは不幸な人を見ると、舌があまったるく気持ちの悪い“蜜の味”を感じてしまうという体質だ。 その味を消すため、私は人助けに奔走した。 しかし、終わりのないその日々の中で、私の心は荒んでいく。 そんなある日、疲労の溜まった私が道端でうなだれていると、あるホットケーキ屋....
著者 : エタメタノール
小説家になろう

「スポーツ漫画の強豪選手をチェックする奴」みたいなノリで、夜会で他の貴族をチェックする男爵令嬢と男爵令息

ある日の夜会、男爵令嬢サリアと男爵令息デビットは、壁際で貴族たちを眺めていた。 誰が自分の伴侶に相応しいか、品定めをしているのである。 そして二人は―― 「あそこにいるユリウス・ラテス様は素晴らしい令息よ」 「あそこにいるシャロット・マイン嬢は今後伸びる逸材だ」 こんな具合に優れた令息や令嬢のチ....
著者 : エタメタノール
小説家になろう

勇者パーティーの荷物運びは、雨にも風にも負けず、ひたすら勇者たちについていく

世界中を絶望に陥れる魔王を倒すため、勇者メーブルを始めとする、輝かしい才能と経歴を持つ若者四人が“勇者パーティー”として旅立つ。 そして、その四人についていくもう一人の若者がいた。 荷物運びのモアン。体力と腕力があるだけの、冴えない若者である。 彼は荷物運びとして、弱音も吐かず勇者パーティーについ....
著者 : エタメタノール