南野海風の小説一覧

小説家になろう

魔術師クノンは見えている

人生とは、たった一言で全てが変わることがある。 「英雄の傷跡」と呼ばれる呪いを受け、視覚を失って生まれたクノン・グリオン。 視界どころか生きる意味さえ見えない彼は、無気力な幼少期を送っていた。 そんなある日、身体に水の紋章が浮かび上がり、魔力があることが判明する。 だからどうした。....
著者 : 南野海風
小説家になろう

蛮族の王子様 ~指先王子、女族長に婿入りする~

 聖国フロンサードの第四王子レインティエ・クスノ・フロンサード。十七歳。  とある理由から国に居づらくなった彼は、西に広がる霊海の森の先に住む|白蛇《エ・ラジャ》族の女族長に婿入りすることを決意する。  一方、森を隔てた向こうの|白蛇《エ・ラジャ》族。  女族長アーレ・エ・ラジャは、一年前に「....
著者 : 南野海風
小説家になろう

狂乱令嬢ニア・リストン

 この時代において、最も新しき英雄の名は、これから記されることになります。  素手で魔獣を屠る、|血雨を歩く者《レッドレイン》。  傷つき倒れる者を助ける、白き癒し手。  堅牢なる鎧さえ意味をなさない、騎士殺し。  ただただ死闘を求める、自殺願望者。  ほかにも暴走お嬢様、爆走天使、暴虐の姫君....
著者 : 南野海風
小説家になろう

俺のメガネはたぶん世界征服できると思う。

人の視線が気になる狩人見習い、アルバト村のエイル。 15歳となり、成人と数えられる選定の儀式で、エイルは「メガネの素養」を言い渡される。 メガネ? 意味がわからない。 しかしエイルは、少しずつ、この「メガネ」が持つ数多の可能性を見出していく。 「これ、もしかしたら『メガネ』で世界征服でき....
著者 : 南野海風