安居院晃の小説一覧

カクヨム

宮廷魔法士です。最近姫様からの視線が気になります。

品行方正の少年レイズは王宮に務める魔法士。仕事ぶりもよく、同僚や上司にも恵まれ、彼の宮廷魔法士生活はなんの問題もなく順風満帆そのもの──かと思ったのだが、彼には一つだけ悩みがあった。 それは── ジ~ (・_・| 何故か、王国の姫様がずっと見つめてくること。 こっそりと、ばれないように後をつけてはジ....
著者 : 安居院晃
カクヨム

何と言われようとも、僕はただの宮廷司書です。

王都で暮らす少年──セレルは自称ただの司書。 勤め先である王立魔法図書館で毎日本の整理をし、本を読み、本と共に過ごしている。 司書として忙しいながらも楽しく、ごく普通に仕事をしていると本人は思っていたのだが、どうやら周りの評価は違ったらしい。 ──そもそもこの巨大な図書館の司書をたった一人でしている....
著者 : 安居院晃
カクヨム

禁忌の魔法士と呼ばれて迫害されてきました。ところで近頃神域の聖女様が毎晩布団に潜り込んで来るのですが、これってどういう状況ですか?

遥か昔に滅びたとされる古代文明の時代に存在した魔法──禁忌魔法の使い手であるがために、街中から迫害を受けてきた少年──クローリア。 彼はある日、いつものように森の中で狩りをしていたのだが、迫害者である狩猟者に矢を放たれ、殺されかけてしまう。 暗闇に沈んだ意識が戻ると見知らぬ風景に、隣には絶世の美少女....
著者 : 安居院晃