山吹ミチルの小説一覧

小説家になろう

婚約できなかった王女様は想いの伝え方がわからない

生まれる前から同盟国に嫁ぐことが決まっていた王女オリヴィアだが、相手国にはいまだに王子が生まれていない。それでも王女としての務めを果たし、胸のうちにある淡い想いをひた隠しにしながら、勉強に外交にと勤しんでいたのだが、ある日急にオリヴィアではなく弟が婿に行くことになったと告げられた。おまけにオリヴィア....
著者 : 山吹ミチル
小説家になろう

わたしの可愛い婚約者

リニの婚約者クラースは性格が悪い。彼女が歩み寄ろうとしても、いつも邪険に追い払うのだ。そんなクラースに密かに恨みを積もらせていたリニだが、ある日、彼は呪いによって子供になってしまった。リニはここぞとばかりに積年の恨みを晴らすため、彼を思い切り可愛がることにした。「クラース、可愛いー!ぎゅってしよう!....
著者 : 山吹ミチル
小説家になろう

本屋の娘と男爵子息

本屋で働くシェリーは、ある日突然、本当の父を名乗る人物からの手紙を受けとる。そこには「君には高貴なる血が流れている」と書かれていた。しかしシェリーの両親は健在で二人とも庶民である。シェリーは手紙の内容をまったく信じなかったが、気味は悪い。そこで本屋の常連の男爵子息でありながら無類のミステリー好きとい....
著者 : 山吹ミチル