氷下魚の小説一覧

小説家になろう

聖女のお茶会

どこかの世界の何処かの大陸、どこかの樹の下。 麗しい彼女達は微笑み合い、紅茶を楽しむ。....
著者 : 氷下魚
小説家になろう

気が付いたら初夜でした…え?貴方も!?

伯爵夫人アンテノーラは荷馬車に揺られていた。 激しい雨が幌を打ち付け、安定しない山道は体力も精神力も削り取っていく。 (これでよかったんだわ…神様、どうかあの人を…) 愛する人の幸福だけを祈るアンテノーラの身体が、荷馬車ごと大きく揺れる。 目の前に迫る大荷物に死を覚悟したが…気付けば過去に戻ってきて....
著者 : 氷下魚
小説家になろう

人は人、私は私。つまるところは…

「…殿下や皆様の仰りたい事はわかりました。」 公爵令嬢キャロラインは目の前の婚約者、そしてその傍らに侍べる令嬢を見る。 理解していた。そして対策もしていた。 ならばどうすればいいのかもわかっている…。 ※悪役令嬢タグはつけましたが、所謂ざまぁではありません。 ※恋愛要素もほぼありません。....
著者 : 氷下魚
小説家になろう

婚約破棄は、幸せへの引き金となる

卒業を控えた王立学院、その最後の交流の場であるプロムパーティーで公爵令嬢アマリィは、婚約破棄をされる。 婚約破棄を叩きつけた王子に動じることなく会場を後にしようとするアマリィの元へ駆けつけ、跪いたのは…?....
著者 : 氷下魚