通木遼平の小説一覧

小説家になろう

今からちょっと婚約しない?

商人の息子であるウォレスは、幼馴染の伯爵令嬢であるルビーに恋心を抱いていた。ある日、その彼女から突然婚約を申し込まれる。その婚約には事情があり、ウォレスは素直に喜べないが……。....
著者 : 通木遼平
小説家になろう

エリザは恋について考えていた

 「シューディルくんのこと好きじゃないなら、彼に付きまとうのはやめてほしいの」――名前も知らない可愛らしい女子生徒にそう告げられ、エリザは困惑した。シューディルはエリザの幼馴染で、そういう意味ではちゃんと彼のことが好きだ。しかしそうではないと言われてしまう。目の前の可愛らしい人が先日シューディルに告....
著者 : 通木遼平
小説家になろう

おいしいご飯をいただいたので

 この国には魔法使いと呼ばれる種族がいる。この世界にある魔力を糧に生きる彼らは魔力と魔法以外には基本的に無関心だが、特別な魔力を持つ人間が傍にいるとより強い力を得ることができるため、特に相性のいい相手を番として迎え共に暮らしていた。  家族から虐げられて育ったシルファはそんな魔法使いの番に選ばれたこ....
著者 : 通木遼平
小説家になろう

現実は甘くない

 モニカには物心ついた時から前世、日本人として生きていた記憶があった。そしてある日、この世界が前世でプレイした乙女ゲームの世界だと気がつく。  ゲームの舞台である魔法学園に入学したモニカはせっかくだから推しキャラだったライナスと恋をしたいと軽い気持ちでゲームの攻略方法と同じ行動をとろうとするが現実は....
著者 : 通木遼平
小説家になろう

東の楽園

 夫となったフェリクスが昔の恋人を忘れられずにいると、結婚式の日からエステファニアはフェリクスの知人であるパブロに毒を打ち込まれていた。ある日、彼女は引き出しの奥に隠されるようにしまわれていた数枚のブロマイドを見つける。そこにはかつてフェリクスが従軍していた際に慰安に訪れた歌手――フェリクスの恋人が....
著者 : 通木遼平
小説家になろう

大切な幼馴染を取り戻すために男装して婚約者の公爵令嬢を誘惑することにした

 伯爵令嬢のソニア・ベイルには幼馴染がいた。伯爵家の令息のエリオットとソニアの仲は睦まじく、まだ幼いながらも両親は二人をいずれ婚約させるつもりでいたほどだった。しかしはじめて参加した茶会でエリオットは公爵令嬢に気に入られ、婚約を申し込まれてしまう……。  公爵家の圧力でエリオットや彼の家との交流を断....
著者 : 通木遼平
小説家になろう

おしどり夫婦と呼ばれる二人

 アルディモア王国国王の孫娘、隣国の王女でもあるアルティナはアルディモアの騎士で公爵子息であるギディオンと結婚した。政略結婚の多いアルディモアで、二人は仲睦まじく、おしどり夫婦と呼ばれている。  が、二人の心の内はそうでもなく……。 ※「カクヨム」でも掲載しています....
著者 : 通木遼平
小説家になろう

国王陛下はいつも眠たい

 エリーディアのフィーナディアは、父であるエリーディアの当主から国王ラグルとの婚約が決まったと告げられる。父は王位を狙っており、フィーナディアに国王を陥れるよう命じるのだった。  父と父の影響をもろに受けた姉の無謀な野望にほとほとあきれていたフィーナディアは、逆に父のことを国王に訴えるつもりで婚約を....
著者 : 通木遼平
小説家になろう

魔王さま、今度はドラゴンです!

 魔族が暮らす国で何でも屋をしていたドラゴンのミモザは王宮の雑用係に就職する。王宮では魔王陛下の妃選びのために魔族だけではなく人間の国からも妃候補が集まっていた。  魔王陛下はかつて愛した人間の女性を彼女が生まれ変わるたびに捜し出し、彼女しか愛さないと噂されていて候補者の前には一向に姿を見せないとい....
著者 : 通木遼平
小説家になろう

運命の相手と出会った婚約者が入れ替わりを提案してきました

 「君には悪いが僕は運命の相手と出会ったんだ」――伯爵令嬢のシルフィアは婚約者である婚約者である侯爵家の次男アーレントからある日そんなことを告げられる。そしてアーレントはシルフィアに婚約破棄――ではなく、アーレントの運命の相手とシルフィアの入れ替わりを提案してきたのだった。アーレントの運命の相手の侯....
著者 : 通木遼平