国外追放されましたが普通に生きていますよ

著者:高萩

公爵令嬢であったガブリエルはとある子爵令嬢を虐めたという無実の罪で国外追放されてしまう。
彼女を断罪した人間全員が子爵令嬢の魅了にかかっていたせいだった。
断罪の最中、一人魅了の存在に気が付いたガブリエルは置き土産として自身が国を出て行ってから彼らの魅了が解けるように魔法をかけていく。
彼女がいなくなり魅了が解けた国では後悔の嵐が吹き荒れていた。
ただの公爵令嬢であった彼女が生きているはずがない。
自分達はとんでもない事をしてしまった。
彼らが苦しみ続けている一方その頃、ガブリエルは普通に旅をしていたのだった。

レビュー