錬金鍛冶師の災難 ~辺境から成り上がるチートな生産職~

著者:渡琉兎

鍛冶師として過去に栄光をもたらしたことで伯爵位を賜っているブレイド伯爵家。
そこの五男として生まれたカナタは、栄光の続きを進むために鍛冶師見習いとして、領内で日夜鍛練を続けている。
だが、ある一定の実力を身に付けてからは成長が見られず、父親から見放されていた。
そんなある日、ブレイド伯爵家が世話になっている工房の屑鉄の山に紛れ込んでいた一塊の鉄鉱石を手にした時から、カナタの人生は一変する。
鍛冶師としてだけではなく、錬金術師としての力も見い出したカナタだったが、鍛冶師への強い思い入れを持つ現当主である父親は錬金術を忌避しており、見つかったその日の内に勘当を言い渡されてしまう。
突如として突きつけられた勘当という言葉に困惑しながらも、自らの力で成り上がろうと心に決めて旅立っていく。
目的地は貧乏貴族であるワーグスタッド騎士爵が治める領地。
アールウェイ王国の端に位置するワーグスタッド騎士爵領だが、未開発の鉱山を保有しておりカナタは希望に満ち溢れていた。
ワーグスタッド騎士爵領での繋がりから、カナタは生産無双で成り上がる!
※カクヨム・ノベルバで公開しています。…続きを読む

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