キミは、世界で一番すごい英雄さん

英雄と聞くと、どんな姿を思い浮かべる?
強大な悪と立ち向かう?大勢を率いて戦う?それとも一国を救うような偉大な功績を打ち立てる?
きっと、どれも正解なのだろう。実際にその功績を打ち立てた人間だっているし、それをすれば誰にだって英雄と認められるだろう。
だがしかし、別に英雄は大衆に認められずとも、たった一人が、その人物のことを英雄だと思えば、きっとその人だって立派な英雄なのである。
「ほーら!こっちよカイトー!」
「ちょ!ちょっとま――――あ」
「キャー!大丈夫カイトー!?」
たぶん、きっと、メイビー。
これは、たった一人に認められた英雄と、ただ一人しか英雄を認めなかった二人の、そんな物語。

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