言霊使いの英雄譚 ~コミュ力向上のためにマスターした言語スキルが想像以上に有能すぎる~

著者:鈴木竜一

由緒正しい魔法使いの家系に生まれながらも、まったく魔力を持たない少年ハーレイ。周囲の期待を大きく裏切ってしまったことと、双子の弟と妹が優秀だったこともあり、彼は次第に自分の居場所を失っていく。周りの厳しい態度に対し、ハーレイは徐々に心を閉ざしていき、やがてほとんどしゃべることがなくなった。
そんなある日、叔父夫婦のもとに養子へ出されることとなったが、その際、叔父のモイゼスが「またしゃべれるように」とハーレイに《言語スキル》を身につけさせたことがきっかけで彼の人生は一変する。
相手の詠唱を食らって強力魔法を弾き返したり、モンスターの言葉を理解して事件の黒幕を追い詰めたり――魔法ではない、新たなスキルの力を手に入れたハーレイの逆転劇が始まる。

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