学園祭で占いの出店をやってた俺、可愛い子には適当に「運命の相手は俺でしょう」と言ってたら、みんな信じてて修羅場

著者:破滅

頭の回転が早く、それっぽいことを言うのが得意な主人公――根占 宗作《ねじめ そうさく》は、「なんとなく面白そう」と言う理由で、学園祭の出し物として占いの出店を開いた。
当然、予知能力があるわけでも何かを見通す力があるわけでもない、ただ、素人考えで適当な事をぺら回しているだけの宗作の占いに信憑性なんてあるわけがない。
宗作自身も、そう思っていて、それ故に可愛い女子限定で運命の人は? と聞かれたら、
「俺でしょう」と冗談のつもりで言った。
後日、本気にした美少女たちに押しかけられて修羅場になった。……なんで?

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