怪我しているところを助けて二年間一緒に暮らしてきた猫が魔女だった話

著者:沢野沢

城野英介は大学進学のため一人暮らしを始めた。
荷造りを終えて街を散策している時、怪我をした野良猫を保護し、紆余曲折の末に一緒に暮らし始める。
猫と暮らして二年。
友達にも彼女にも恵まれて、満ち足りた生活を送っていた。
だが、彼女の栞の浮気が発覚。言い掛かりをつけられた末に振られてしまう。
酔っ払って家に帰り、最悪の状態で床についた深夜。
慰めてくれているのか、滅多に一緒に寝てくれない猫が俺の腹の上に乗っかってきた。
日常は突如として終わりを迎える。
突如目の前が眩い光に包まれ、次いで聞いたことのない不思議な音に包まれる。
そして目を開けた時には・・・英介の腹の上で丸くなっていた猫に代わって、裸の金髪美女が呆然とした顔で跨っていた。
ただの大学生と、猫にされる魔術をかけられた若干ポンコツ魔女のお話。
拙作ですが、読んで頂けたら幸せです。
現代ファンタジーとラブコメです。…続きを読む

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