見捨てられた少女たちが、俺の外れスキル『魔力錬成』で最強部隊に。俺を追放したもう一人の勇者に「頼む、戻ってきてくれ!」と土下座されたがもう遅い。~可愛い神姫たちに愛されながら、世界最強に登り詰めます~

 主人公の鹿角ロク(かづのろく)は、
 ある日、見知らぬ大学生・片桐龍騎(かたぎりりゅうき)とともに、
 救世の勇者として異世界に召喚される。
 しかし、強大な魔術を手に入れた片桐に対して、
 ロクに与えられたのは外れスキル『魔力錬成』のみ。
「使えねぇオッサンだな! 無能はいらねぇんだよ!」
 追放されるロクだったが、
 追放された先で、見捨てられた少女たちと出会う。
 そこで、外れスキルと思われた『魔力錬成』が、
 実は魔術の根底を覆すチートスキルだということが判明。
 ロクは唯一無二の最強スキルを用いて魔術講師をすることに。
「ロクさま、ニホンの文化を教えてください!」
「ロクちゃんせんせー! この服どうかな、可愛い? セクシー? ロクちゃん、こういうの、好き?」
「疲れたのなら、わたしのあたまをなでるといい。なぜならあなたはわたしのツガイだから」
「ねえロクさま、今日の魔術講座で分からないことがあって……よ、よかったら今夜、ふ、ふたりきりで、わた、わたわた私の部屋で教えてほしいのだけれど……っ」
 可愛い少女たちは、優しくて最強のロクに夢中!
 ロクは、自分を慕い愛してくれる少女たちを教え導き、少女たちはいつしか大陸最強の部隊に育つ。
 一方で、片桐は魔族相手に苦戦し、孤立し、落ちぶれていた。
「オレが悪かった! この国には、真の勇者が――おまえの力が必要だ! 頼む、戻ってきてくれ!」
 今更土下座して許しを請う片桐だったが、
「俺はいま、勇者じゃなくて魔術講師として生きてるから」
 最強となったロクは、自分を慕う少女たちと共に大陸の頂点に立つ。
 追放された勇者の快進撃が始まる。
◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆
 主人公は真摯で善良、少女たちに愛されて報われ続け、もう一人の勇者は勝手に落ちぶれて自業自得でざまぁされます。
 寝取られなどは一切ありませんのでご安心ください。…続きを読む

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