宮廷魔法士です。最近姫様からの視線が気になります。

著者:安居院晃

品行方正の少年レイズは王宮に務める魔法士。仕事ぶりもよく、同僚や上司にも恵まれ、彼の宮廷魔法士生活はなんの問題もなく順風満帆そのもの──かと思ったのだが、彼には一つだけ悩みがあった。
それは──
ジ~ (・_・|
何故か、王国の姫様がずっと見つめてくること。
こっそりと、ばれないように後をつけてはジッと見つめ、目が合ったり話しかけたりすると顔を真っ赤にして走り去ってしまう。
一体何なのだろうか?
そんなことを考えつつ、今日も気付かぬふりで仕事をするのだった。
……あの、姫様。バレバレです。

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