小説家になろう 私は悲劇の王女ではありません。 長きにわたって苦しめてきた蛮族の討伐に、遂に成功したヴェルデン国。その一番の功労者となった白銀の青年に対し、王はどんな望みも叶えようと告げると、青年は言った。「私をオリヴィア王女殿下の騎士としていただけないでしょうか」と。それは昔、蛮族に襲われる少女を身を呈して助けた代わりに体に大きな傷跡が残り、そ.... 著者 : 春樹凜 2025.04.17 小説家になろう