令嬢の小説一覧

小説家になろう

私は婚約者に嫌われているみたいですので

公爵令嬢フルールは、十四歳のときに伯爵家の令息クロヴィスに一目惚れし、父に頼み込んで婚約者にしてもらった。 しかし肝心のクロヴィスには疎まれていて、彼の冷たい態度に悲しむ日々を送っていた。 そんなある日、フルールは魔術師を名乗る男に惚れ薬を買わないか勧められる。 どうしてもクロヴィスを振り向かせた....
著者 : 水谷繭
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王弟殿下は今日も元気に真実の愛をお探しです

拝啓 お母様、私が仕えるお嬢様の婚約者である我が国の王弟エドガー・グレン・ハミルトン殿下は、今日も元気に真実の愛をお探しです。 「とうとう見つけたのだ。私の真実の愛を」 「おめでとうございます」  失礼、どうやら見つけられたようです。真実の愛が見つかったとのご報告は、これで三回目となります。不思....
著者 : 柳瀬あさと
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悪役令嬢は冷酷に嗤う

王家主催の夜会で、公爵令嬢リナリアは、聖女であるミシュエラを虐めたとして、婚約者アーレスから婚約破棄を言い渡される。 周囲から冷たい目で見られる中、リナリアは待っていましたとばかりに笑みを浮かべる。 『さぁ、復讐を始めましょうか』 貴族令嬢らしく上品に嗤う彼女は、吹っ切れたように真実を語る。 ....
著者 : 温故知新
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捨てられた令嬢は、復讐のために隣国の公爵に嫁ぎました

 ある日、両親の会話を聞いてしまったレティシエルは、自分が捨てられそうになっていることを知ってしまった。  不幸な日々から抜け出すためにとパーティーに参加した彼女は、ある人物から声をかけられる。  とある提案を受け入れたレティシエルが先手を打っていることなど夢にも見ない義母は不幸へと突き進もうとし....
著者 : 水空 葵
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【短編】初恋の人が『初恋の女の子』に夢中で婚約破棄までしたので、彼の真の『初恋の女の子』である私は受け入れて、辺境伯令息の甘い優しさに癒されます。

 幼い頃に婚約した殿下が、私の初恋である。  しかし、殿下は殿下で『初恋の女の子』に夢中。婚約直後に高熱を出したせいで記憶があやふやではあるが、出会った女の子が忘れられないと語る。  『初恋の女の子』と比べて貶してくる殿下に、私の初恋はしぼみ、ついに『初恋の女の子』が隣国の王女だと突き止めた殿下は「....
著者 : 三月べに(BENI)
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愛さないと言われたけれど/言ったけれども

大学受験を控えた立花真里は、志望校を巡る親子ゲンカの果てに階段から足を滑らせて異世界に落ちてしまう。 入れ替わった体の元の持ち主であるアマーリエは、義妹の身代わりとして望まぬ結婚を強要されていた。そのうえ初対面の夫ジークハルトからは「君を愛さない」と釘を刺されるが――そんな言葉を黙って聞く義理など、....
著者 : 小鳩子鈴
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好きな人に結婚を申し込まれて舞い上がっていたら、初夜に「君を愛することはない」と言われました。

「結婚してくれないか」 幼い頃から憧れていた騎士のオルターにそう言われたミレイは、「そんなに私のことが好きだったの?!」と有頂天だったが、なにか様子がおかしい? 実はオルターは悪夢のスキル持ち。 人に悪夢を見せないと、自分が悪夢を見てしまう体質だった! バクのスキルを持つミレイに、悪夢を食べても....
著者 : 長岡更紗
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恋下手な翼獅子は婚約破棄なんて起こさせない

「君を愛することはできない」 と婚約者殿が言い出した。 うん。結婚前のまだ十分に余裕のある時期に言い出してくれてありがとう! では、今後の方策を考えましょう。 ーーー 気の迷いで、乙女ゲームものヒロイン的な男爵令嬢にフワフワしちゃった宰相の息子と、そのしっかりものだけど恋愛面はどこかズレてる婚約者の....
著者 : 雲丹屋
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【連載】魔力が無い偽聖女だと言われて婚約破棄を告げられました。『持っていない』のではありません、『隠していた』のです。真の魔力を見せて聖女だと証明したら婚約破棄を撤回されましたが、今さら遅いです。

救国の聖女として生まれた少女アセリア。 彼女は大貴族の子息ロージーと婚約していたが、ロージーは魔力を持たないアセリアを偽聖女だと決めつけて婚約破棄と処刑を告げる。アセリアの味方をしてくれるのはただ一人、幼馴染の青年ケイルだけだった。 アセリアの処刑が迫ったそのとき、竜が町を襲撃してきた。 竜を倒すた....
著者 : 帆立
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つかぬことを伺いますが ~伯爵令嬢には当て馬されてる時間はない~

「フランシス、俺はお前との婚約を解消したい!」  魔法学院の大学・魔法医学部に通う伯爵家の令嬢フランシスは、幼馴染で侯爵家の婚約者・ヘクターの度重なるストーキング行為に悩まされていた。  「真実の愛」を実らせるためとかで、高等部時代から度々「恋のスパイス」として当て馬にされてきたのだ。  静かに学....
著者 : 有沢楓