夫婦の小説一覧

小説家になろう

夫の愛人が私を殺そうとしました。まさかそれが最後の一手だったとは。

伯爵夫人ルクレツィアはつねに厳かな雰囲気の貴族女性。 夫である伯爵リカルドはたくさんの愛人を囲った奔放な魔法使い。 彼らは二十年前に亡くした息子のことだけを考え、お互い傷つけあって生きてきた。 夫の連れてきた若く美しいイザベラはルクレツィアを目の仇にする。 ある嵐の夜、イザベラはとうとうルクレツィ....
著者 : 重田いの
小説家になろう

「君を愛することはない」から始まる、破滅へのカウントダウン

君を愛することはない、と結婚初夜に宣言された子爵令嬢アリッサ。その言葉を言われて驚くよりも、言った本人(公爵令息)のほうが驚いているのはなぜ?それ以降おかしくなってしまった公爵令息の謎に迫る(?)....
著者 : 牧村 桜希
小説家になろう

フラウリーナ・ローゼンハイムは運命の追放魔導師に嫁ぎたい

フラウリーナには運命の人がいる。 それは、フラウリーナが幼い時、眠り病と呼ばれるどこでも眠ってしまう病気を治療して救ってくれたレイノルド宰相閣下。 魔導士としても研究者としても天才と呼ばれていたレイノルドは、今は政敵に敗れて辺境で蟄居の身である。 フラウリーナはレイノルドと、十八歳になったらお嫁さん....
著者 : 束原ミヤコ
小説家になろう

余命わずかの引退聖女は冷酷公爵との厄介払い婚を謳歌したい

聖女ミュリエルは、冤罪での婚約破棄、聖女引退、冷酷公爵との厄介払い婚を押し付けられて。 ――歓喜した! 「さらば、うっとうしかった過去の人! おいでませ、短めの未来! 聖女を引退して薔薇色の余生ですね!」 聖女として働いた十年で、魔力の証である黒髪がほぼ白髪になったミュリエルの余命はあとわずか。....
著者 : 西根羽南
小説家になろう

伯爵夫人がゴボウで素振りをしている

辺境の領地を治める美貌の伯爵は、特に愛のない政略結婚として妻を迎えた。 結婚して半月後、伯爵はゴボウで素振りをしている妻を目撃する。 冷たい無表情で「妻のつむじが可愛い」等の感想を内心で展開する夫と、本人は至って真面目にゴボウを素振りする妻のお話です。....
著者 : 棚本いこま
小説家になろう

アンドロイドと化した妻のパスワードが分からない

大仕事の後の打ち上げを終えて帰宅した男。 ご馳走を用意してそれを迎える妻は、無機質にこう言う。 「パスワードを音声で入力してください」 アンドロイドと化した妻を元に戻すべく、謝罪の言葉を並べるが、妻は「パスワードが違います」と答えるばかり。 果たして男は妻を元に戻せるのか? 『第5回「下野紘・巽悠....
著者 : 衣谷強
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5年前、私をひとりにした夫が、かえってきました

5年前に夫にひとりにされたマルアは、今日も元気だった。 お洗濯をして、友人とのおしゃべりを楽しみ、ゆるやかな日々を過ごしていたら、夫がかえってきた。 ※『第5回「下野紘・巽悠衣子の小説家になろうラジオ」大賞』参加作、1000文字の超短編です。応募条件が1000文字以下のため、少ない文字数になって....
著者 : りすこ
小説家になろう

《ピンクの悪魔》ですが婚約破棄されたので《黒の狂戦士》に嫁入りすることになりました!

食いしん坊でローズ侯爵家の末の娘であるセリーナはある日、王太子で婚約者のクレイルから婚約破棄を言い渡される。 男爵令嬢のミリアをいじめたとして糾弾されるがセリーナに身に覚えは無かった。 しかし、彼女には《ピンクの悪魔》と周囲から呼ばれる原因となる変わった趣味があった。 そんなピンチのセリーナの前に現....
著者 : 天笠すいとん
小説家になろう

もう二度と譲りません

「────親権を譲ってほしい」 夫の浮気により、離婚することになった主人公は離婚協議の場で、そう言われた。 当然反発するものの…… 「片親は可哀想」 「専業主婦だったお前の稼ぎで、養っていけるのか」 と言われ、渋々承諾。 慰謝料や財産分与も、我が子のためかなり譲歩した。 それから、主人公は....
著者 : あーもんど
小説家になろう

「来週、旅行にでも行かないか」と定年退職した夫が言った。

「来週、旅行にでも行かないか」 或る朝、いつものようにふたりで朝食を食べていると、夫がそう言った。 定年退職した夫は旅行好きだ。彼は、実際にその場所に行ったような体験ができるシミュレーターができたので行ってみようと主人公を誘う。 歳を重ねた夫婦がふたりで『旅行』を楽しむ短編です。 家紋 武範さん主....
著者 : 未来屋 環