小説家になろう 捧げ物のお姫様 ここは夜の国。 一年中真っ暗闇の、魔物たちが住まう国である。 あるの日のこと、人間からの生贄として一人の女の子が木箱に入ってやってきた。それは小さくて痩せぎすな、銀の髪のお姫様だった。 「まったく、人間とはなんと愚かな……生贄など魔族には不要だというのに自分の娘を送ってくるとは……ってこら小娘! な.... 著者 : 雨傘ヒョウゴ 2025.04.17 小説家になろう