毒母の小説一覧

小説家になろう

まあ良いじゃないって言われ続けた私 

「私」は幼い頃から、義妹カレンにすべてを奪われ続けてきた。母を早くに亡くし、父は再婚して義母とその娘カレンを家に迎え入れる。義母はカレンを溺愛し、私は「姉」としての立場を利用されながら、自分の大切なものを次々とカレンに譲らされてきた。カレンの「まあいいじゃない」という言葉は家族や周囲を味方にしていた....
著者 : アルファ
小説家になろう

会っても無視か嫌味を言って馬鹿にして笑う婚約者と結婚して幸せになれるか考えよう

王宮に勤める女官の平民スーザンには親同士が決めた婚約者がいた。会えば無視をするか嫌味ばかり言う婚約者と私は結婚する。そう思っていた。そんなある日、第二王子に婚約破棄された伯爵令嬢との出会いでスーザンはふと我が身を振り返った。そんなお話です。 「王太子に公爵令嬢が婚約破棄されるのを他人事で見ていたら後....
著者 : 雅せんす(旧:山田雅)
小説家になろう

妹しか愛していない母親への仕返しに「わたくしはお母様が男に無理矢理に犯されてできた子」だと言ってやった。

「貴女は次期当主なのだから」  そう言われて長女のアリーチェは育った。どれだけ寂しくてもどれだけツラくても、自分がこのエルカダ侯爵家を継がなければいけないのだからと我慢して頑張った。  長女と違って次女のルナリアは自由に育てられた。両親に愛され、勉強だって無理してしなくてもいいと甘やかされていた。 ....
著者 : ラララキヲ
小説家になろう

牛舎に住み、今日もオーサーはサンドイッチを喰む

 魔法省魔術研究所で研究員をしていたオーサーは、今日定年退職の日を迎えた。花束を抱え自宅に戻ると、食事を作って待っている筈の妻の姿はなかった。  妻は一体どこにいるのか、探したくても彼は妻の事を何も知らなかった。  彼は妻が毎日作ってくれていたサンドイッチを手掛かりに、妻の三十年に及ぶ結婚生活をたど....
著者 : 悠木 源基