小説家になろう 祠を壊した聖女は予定通り婚約破棄です 『吾の祠を壊したのはお主か?』 「あたしです。ごめんなさい」 魔物狩り遠征に従軍した平民聖女ティアは、その地の土地神の祠を壊してしまった。土地神は罰として第一王子カルヴィンとの婚約を解消することを命じる。それは王家にいい扱いを受けていなかったティアへの温情でもあった。しかしカルヴィンはこれ幸いとばか.... 著者 : 満原こもじ 2024.11.07 小説家になろう
小説家になろう 可愛いなんてわかってる、俺の婚約者に色目を使うやつは天誅を食らえ! 最近の流行で、淑女は妄りに肌をさらしてはならぬものという価値観が転換した。足を見せたり身体にピッタリ沿った服を着ることが当たり前になり、地味ながらスタイルのいいキティ・ハンター男爵令嬢に注目が集まることになった。キティには婚約者エイベル・マグラス男爵令息がいた。しかしキティの可憐さに邪な思いを抱いた.... 著者 : 満原こもじ 2024.11.07 小説家になろう
小説家になろう 婚約破棄は想定内、賄賂大好き悪の令嬢は高笑いする 「おーっほっほっ!」 その美貌と天才と実務能力と派手な装いと我が儘さで知られるヴィクトリア・ヘルマゼラン侯爵令嬢は、ルーサー第一王子の婚約者だった。ルーサーは沈滞する王国の経済をたった二年で向上させたヴィクトリアの手腕を買ってはいたが、法に反して賄賂や人身売買を是とするその手法には辟易していた。ルー.... 著者 : 満原こもじ 2024.10.30 小説家になろう
小説家になろう 目出し帽令嬢の顔の痣は醜くなんかない バーテル男爵家の三男坊リアムは魔道士だった。家を継ぐ見込みのない貴族の三男坊ともなると自分の身の振り方を考えねばならず、リアムは貴族にはなり手の少ない魔道士という職に活路を見出したのだ。ところがそこへ辺境伯令嬢ロマンシア・ナップフィールドから婿入りの話が舞い込んだ。ロマンシアと知り合いというわけでも.... 著者 : 満原こもじ 2024.10.30 小説家になろう
小説家になろう 心に秘めたあの方にイノシシ令嬢と呼ばれています、うりぼー! ボア・スコールズ子爵令嬢は、道場の師範代を務めるほどの無手武術の達人だった。奥義『猪突猛進』は、体重差を覆し複数の相手を吹っ飛ばすことのできるスゴ技。しかし思わずパーティー会場で『猪突猛進』を発動してしまってフィリップ第一王子と従者カートを恐怖させ、『イノシシ令嬢』と呼ばれていることを知った。カート.... 著者 : 満原こもじ 2024.10.25 小説家になろう
小説家になろう ダサい魔法のせいで婚約がパーですが、最愛を手に入れたわたくしが最強です 「王家から婚約解消の要請が来ている」 「はあ」 持ち魔法属性が土であるクララ・アシュフィールド侯爵令嬢は、第一王子アルバートとの婚約を解消した。アルバートは聖女ドローレスを好いていたのだ。根本には土属性を蔑み、聖属性を貴ぶ差別意識があった。しかしクララは自分を評価してくれるマイルズ・スタントン伯爵令.... 著者 : 満原こもじ 2024.10.18 小説家になろう
小説家になろう 地味令嬢の一途さがアンニュイ王子に刺さったようです フィリップ第一王子は冷めていた。擦り寄ってくる令嬢達にほとほと嫌気がさしていたからだ。そんな時婚約者がライラ・ツイストレイン侯爵令嬢と決定する。フィリップはライラを、ブスではないけれど地味な令嬢だと認識していた。一方ライラはフィリップのことが大好きで、婚約者になれて大喜びしていた。しかし従者カートに.... 著者 : 満原こもじ 2024.10.16 小説家になろう
小説家になろう 気味が悪いと婚約破棄された令嬢、一人で好き勝手に生きてたら復縁を申し込まれました 「笑わないなんて気味が悪い」という理由で婚約破棄された貧乏令嬢・チェルシー。 大貴族であるアルヴィンに婚約破棄されたチェルシーは、「こうなったらもう好き勝手に生きてやる!」と決意する。 大貴族との婚約、という緊張から解き放たれたチェルシーは笑顔を取り戻し、街で自由に生活を始める。 だがある日.... 著者 : 八星 こはく 2024.10.11 小説家になろう
小説家になろう 私はハゲ癒しの聖女です……でした 聖女ミストは養毛発毛の異能を持ち、ハゲ癒しの聖女と呼ばれていた。しかし拝金主義的な方針に我慢できなくなり、聖女教会から逃げ出した。聖女教会は本来聖女達を守る組織だったのだが、近年では堕落してしまったのだ。聖女教会は契約で所属する聖女を縛っていたので、ミストは聖女の異能と頭髪を失う罰則を受けた。ミスト.... 著者 : 満原こもじ 2024.10.10 小説家になろう
小説家になろう 五〇点のあなたでも、わたしにとっては一〇〇点満点なのです ネスター・ゴールドイル侯爵令息は領での生活が長く、王都での言葉遣いやニュアンスの違いに若干苦労していた。通っている貴族学院では『顰蹙令息』なんて呼ばれているくらいだ。そのため王都育ちの侍女フローラに会話のレクチャーを受けていた。実はフローラはネスターに仄かな恋心を抱いていた。しかし身分違いであること.... 著者 : 満原こもじ 2024.10.10 小説家になろう