兄弟愛の小説一覧

小説家になろう

要求の多い王女と呼ばれているけれど……

 赤い魔女と呼ばれた悪名高い母を持った侯爵家の三兄弟は、幼い頃からご婦人方から苛められ蔑まれ続けられたために、女嫌いになった。  ところが父親が事故死したために若くして侯爵位を継いでいた長男が、ある日突然、第三王女と結婚を前提した顔合わせを申し込んできたと告げた。  それを聞いた弟達は仰天した。  ....
著者 : 悠木 源基
小説家になろう

カーナビに『お兄ちゃん』と入力をしたら、画面が真っ青になり、『目的地まで、およそ4万キロ、3分ぐらいかかります』という音声案内が流れた

お兄ちゃんとヤスはいつも一緒です。 二人は、郊外の港町にある自動車解体作業所で働いていました。 ある日、お兄ちゃんが、ヤスの車にカーナビを取り付けてくれました。 でも、そのカーナビは、誤作動が激しく、おかしな案内ばかりするので、二人は困ってしまいます。....
著者 : Q輔
エブリスタ

俺と、弟

 兄ちゃんへ  結婚おめでとう  俺が背負わなきゃいけなかったものを全部代わりに背負わせて、今まで散々苦労かけちまって、本当にごめんな  俺さ、今まで兄ちゃんに悪口ばっか言ってたけどさ、兄ちゃんの笑顔に一番救われてたわ  兄ちゃんがケツ叩いてくれたから、ここまで頑張って来れた  本当....
小説家になろう

僕の代わりに、どうか妹を助けて下さい!

 王立学院を飛び級の十六歳で卒業したミレーユは、十三歳年の離れた兄の診療所の手伝いをしている。  最近兄に薬草を育てるように命じられたが、彼女は植物を栽培するのが苦手で、毎日のように叱られていた。そして卒業して一年近く経って、彼女は精神的に追い詰められて、ある日気を失って、五日経っても目をさまさなか....
著者 : 悠木 源基
小説家になろう

第七王子に生まれたけど、何すりゃいいの?

ごくまれに、幼少期のうちだけ前世の記憶を持っている子供がいる。 そして、通常それは同じ世界線でまれに起こる事柄だが、神の気まぐれか、非常に稀有なことではあるが、別の世界の記憶を持った魂が世界線を超えることがある。 そんな子供は一国の第七王子。 長男は王太子、次男は世界一の学園の教授、三男は外交のプ....
著者 : 籠の中のうさぎ
小説家になろう

「出来損ないだと言われ一族を追放された少年、実は虚無魔法の使い手で後々魔法学園で大暴れする」みたいな話のブラコン兄視点

「魔法の名門マキュル一族の末っ子に生まれたカルナは、一族の水魔法を使えず、そのせいで十歳にして半ば殺されるような形で一族を追われてしまう。しかし幸運にも彼は『外れの里』の首領ヴィーナの一団に拾われることとなり、修行によって最強の虚無魔法に目覚めるのであった。五年後、カルナは王都の魔法学園に入学する。....
著者 : 祭東