契約婚の小説一覧

小説家になろう

契約婚ってなんだったかしら?

「それでは不束者ですが、末永く幸せにするつもりですので、よろしくお願い致します」 いつもと違う自然体な笑顔で、向かい側に座ったイーサンが頭を下げた。 「こちらこそ、よろしくお願い致します?」 慌ててノエルも頭を下げながら、挨拶をする。 語尾が疑問形なのは、『末永く幸せにします』の言葉にあるだろう。 ....
著者 : 黒須 夜雨子
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モフモフ(愛犬)のお世話係を命じられたお飾り妻ですが、結婚後の旦那様の様子がおかしいです

侯爵令嬢・ディアナは、婚姻を申し込んできた人物の名前を耳にしたことで、この世界が愛読していた小説の世界であることに気が付く。しかし、ディアナにとってはそれよりも、呆気ない最期のせいで別れを告げられなかった前世の家族を思い出し、悲しみに暮れた……のだが、既に今世を生きているのだ、いつまでも落ち込んでい....
著者 : 心音瑠璃
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物書き令嬢と筆頭宮廷魔法士の契約婚は溺愛の証

「ねえ、わたしと結婚しない?」向かい側で読書をしている幼馴染に訊いてみた。幼馴染は本から全く顔を上げようとしない。いつものことだ。「今、婚約してくれるならわたしの書く小説を一番最初に読む権利もつけるけど」「結婚しよう」「即答すぎるでしょ。自分で言っておいてだけど、それでいいの?」小説を書くことが趣味....
著者 : 早瀬黒絵
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【完結済】王太子殿下、「『戦利品』のおまえは妻として愛する価値はない」と宣言されるのですね。承知しました。わたしも今後の態度を改めさせていただきます

「きみは戦利品にすぎない。物や土地、地位や勲章と同じだ。そういうものを愛することはない。そんな価値はない。そうだろう?側に置くことはあってもね。きみは、あくまでもそういう存在だ。ぜったいに愛することのない妻、というわけだ。表向きは、契約婚とか契約妻と思われるだろう。だが、実際はそれすらにもならない。....
著者 : ぽんた
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嫁き遅れ伯爵令嬢は逃げられ公爵に愛される

 嫁き遅れの伯爵令嬢のリリエラは弟の成人と婚約を機に家を追い出されることになり、住み込みの働き口を探していたところ教会のシスターから契約婚を持ち掛けられた。  お相手は公爵家を継いだばかりなのだが、何度も婚約者に逃げられたことがあるといういわくつきの物件だった。  毒舌なところがあるもののお人好しで....
著者 : えとう蜜夏
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推しの妻に転生してしまったのですがお飾りの妻だったので、オタ活を継続したいと思います

 貧乏男爵令嬢フィリーネ18歳は、次期侯爵で王宮魔導士のフォルクハルト25歳とある日突然、結婚させられてしまう。  『氷の魔導士』と呼ばれている冷たい性格の彼の元で『お飾りの妻』として扱われることにストレスを感じていた彼女はある日、倒れてしまったことで前世の記憶が戻る。  前世の彼女はフォルクハル....
著者 : 廻り
エブリスタ

幼馴染の専業ニセ嫁始めましたが、どうやらニセ夫の溺愛は本物のようです

創業百年になる、老舗洋食店・グリーンバンブーで修業中の緑竹伊織、二十四歳。一人前の料理人になるために修行を重ね彼女に、ある日突然不幸が訪れた。 のんびり屋の母、緑竹美佐江が友人の借金連帯保証人になり、よくある話、その友人がトンズラ。 三代目グリーンバンブーの店主、緑竹一平は一千万円の借金返済の為に....
著者 : さぶれ