女主人公/一人称の小説一覧

小説家になろう

「私がイジメだと感じたらイジメなんです!」と男爵令嬢

「セルマ、ただ今をもって、君との婚約を破棄する!」 「「「――!!」」」  貴族学園の教室に入った途端浴びせられた、私の婚約者であり、我が国の王太子殿下でもあらせられるロバート殿下からの台詞に、私は思わず言葉を失った。 「あ、朝からタチの悪いご冗談はおやめください殿下。みなさん困惑されているでは....
著者 : 間咲正樹
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「タンク役はいらん!」と王太子のパーティーを追放された挙句婚約破棄された公爵令嬢は、ボッチ魔法使いと二人でダンジョンを踏破する

「セレナ、ただ今をもって君との婚約を破棄し、君を我がパーティーから追放する!」 「――!」  冒険者たちでごった返している、朝のダンジョンの入り口前。  そこでわたくしは、婚約者であり、我が国の王太子殿下でもあらせられるレックス殿下から、唐突にそう告げられました。 「あ、朝からご冗談はおやめくだ....
著者 : 間咲正樹
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「エリシア、ただ今をもって、君との婚約を破棄する!」 と宣言した直後に、殿下が毒殺された!? いったい犯人は……!?

「エリシア、ただ今をもって、君との婚約を破棄する!」 「――!」  貴族学園内で開かれている、ダンスパーティーの最中。  私の婚約者であり、我が国の王太子殿下でもあらせられるナイトハルト殿下が、唐突にそう宣言した。  そ、そんな……! 「このような場でご冗談はおやめください殿下。みなさん困惑され....
著者 : 間咲正樹
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壁の落書きを理由に婚約破棄された悪役令嬢

「ジュリア、ただ今をもって、君との婚約を破棄する!」 「……!」  貴族学園のとある放課後の教室。  各々が帰り支度をしていると、私の婚約者であり、我が国の王太子殿下でもあらせられるダリル殿下が、唐突にそう宣言した。 「……どういうことでしょうか殿下? 随分急な話でビックリしてしまいましたわ。私....
著者 : 間咲正樹
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『聖女の妹』という立場を利用して贅沢三昧している私の妹

「……ふぅ」  今日も聖女としての仕事で疲労困憊の私。  軽く伸びをしてから自宅の扉を開けた、その時だった。 「あっ、聖女様が帰って来た!」 「わぁ、凄い! 本物の聖女様だー!」 「っ!?」  妹のドリスと同年代くらいの、二十歳前後の二人の女の子が、私のところへ駆け寄って来た。  だ、誰、この....
著者 : 間咲正樹
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「私たちは友達ですもんね」が口癖の男爵令嬢

「あれ!? シェリル様、そんなブレスレット持ってましたっけ!?」  貴族学園のとある昼休み。  伯爵令嬢のシェリルは、男爵令嬢のドリーから、不意にそう訊かれた。  婚約者から贈られたブレスレットだと説明すると、ドリーは――。 「えー! シェリル様の婚約者って、あの名門侯爵家の長男の、ハミルトン様....
著者 : 間咲正樹
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わたくしが何度諭しても、男爵令嬢は「運命なんです!」の一点張り

もうわたくしは疲れた。 ――後は好きにすればいいんだわ。....
著者 : 間咲正樹
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「私の弟が放課後あなたに噓プロポーズするわよ」って、親友に言われたんだけど!?

「――ケイト先輩、俺は、ケイト先輩が好きです。どうか俺の婚約者になってください」 「――!」  貴族学園のとある放課後の校舎裏。  そこで私は親友であるアレクシアの弟の、クラークくんからプロポーズを受けた。  だが私は、これが噓プロポーズであることを知っている。  昼休みにアレクシアから、「私の弟....
著者 : 間咲正樹
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貴族学園の学園祭で落語を披露したら、生徒会長の公爵令息から「おもしれー女」と言われた!?

子爵令嬢のエルゼは、貴族学園に通う一年生。 エルゼは学園祭の出し物として、祖父の故郷の文化である『落語』を披露し、会場を爆笑の渦に包み込んだ。 だがその直後、落語を観ていた生徒会長の公爵令息から、「おもしれー女」と言われ……!?....
著者 : 間咲正樹
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何でも許す伯爵令嬢

「……実は、僕はベラのことが好きになってしまったんだ」 「――!」  伯爵令嬢のエイミーは、婚約者であるヒューゴーからそう告げられた。 「私が悪いのエイミーッ!! 最初にヒューゴーを好きになったのは、私なのッ!!」  エイミーの親友であるベラも、大粒の涙を流しながらヒューゴーに追随する。  何....
著者 : 間咲正樹