小説家になろう 彼が黒髪だったから 十歳の頃、私は淡い初恋をした。その日から滅多に王都へ来ない彼を思い出し、ついつい同じ黒髪を持つ人物をよく目で追っていた。 そんなある日のこと。父が機嫌よく、満面の笑みを浮かべて帰ってきた。そして出迎えた私の顔を見てこう言ったのだ。 「アリシア!縁談を決めてきたぞ!だから頑張るんだ!」 「え?」 .... 著者 : 名も無き囚人 2020.07.30 小説家になろう
小説家になろう 俺の婚約者が可愛すぎる…!! ウィリアム・クロックには前世、男子高校生だった記憶がある。 だからなのか、彼には一つ不思議な現象が起きていた。そう、なぜか人間みんなの頭の上に小人がみえるのだ。 なんだこれ…? ウィリアム以外には見えないらしいその小人は触れることはできないが、まるで感情を表すような動きや表情をするのだ。 そんなある.... 著者 : 名も無き囚人 2020.04.07 小説家になろう