平和の小説一覧

小説家になろう

契約婚ってなんだったかしら?

「それでは不束者ですが、末永く幸せにするつもりですので、よろしくお願い致します」 いつもと違う自然体な笑顔で、向かい側に座ったイーサンが頭を下げた。 「こちらこそ、よろしくお願い致します?」 慌ててノエルも頭を下げながら、挨拶をする。 語尾が疑問形なのは、『末永く幸せにします』の言葉にあるだろう。 ....
著者 : 黒須 夜雨子
小説家になろう

林檎令嬢と迷子の竜モドキ

「美味しそうな匂いがする」 そう言いながらルネが林檎のお菓子を焼いていた工房に入ってきたのは、抱えることができるくらいの大きさしかない、見た目だけならば竜だった。 ....
著者 : 黒須 夜雨子
小説家になろう

小さな魔女と堅物なはずの騎士様

エマは小さな魔女だ。 ちょっとした風邪薬や石鹸などを売る程度の魔女。 だから今、とても困っているのだ。 「何度言われても、私に惚れ薬は作れません」 ....
著者 : 黒須 夜雨子
小説家になろう

お菓子が好きな令嬢と、王子様でなくなる1番目の王子様

ニコルは王族の血をほんの少しだけひいた令嬢である。 とはいっても王位継承権なんて遥か彼方の雲の上。 だから夜会はデザート目的でしかないのだが……....
著者 : 黒須 夜雨子
小説家になろう

私の11番目の王子様

「ナタリー、王子様をもらったよ」 どことなく上機嫌な父に連れられてきた王子様は、妖精とか精霊なんじゃないかと思うくらい綺麗な子どもだった。 ....
著者 : 黒須 夜雨子
小説家になろう

恋愛小説好きの恋愛脳な婚約者が「恋がしたい」と言い出して=浮気発言かと思ったら違うようです=

 ヴィクトリア・ハミングバードとルーカス・クレインは、婚約者同士だ。同じく伯爵位を戴く二つの家の政略的な婚約で、幼い頃から共に過ごしていた。関係の始まり自体は政略であるが、相性は悪くなく問題もなく、まだ学生の二人は友人のような距離感で微笑ましいと評判である。  しかしそんな平和なある日、ルーカスがい....
著者 : と。/橘叶和
小説家になろう

こだわりが謎である

三姉妹の真ん中、平凡で何も持たぬコルネリアに婚約の打診が入る。お相手は多くの令嬢が憧れてやまないミューエ侯爵家のシュテファン。 わずかな婚約期間を経て結ばれた婚姻。 初夜にて「あなたを愛することはない」と宣言される。 それなのに、お飾りの妻でもなく、大切にされているのは何故なのか? これは普通の夫婦....
著者 : 黛ちまた
小説家になろう

ただの道具屋の娘ですが、世界を救った勇者様と同居生活を始めます。

勇者達によって魔王が倒され、平和になったばかりの世界。 海辺にある片田舎・グリシナ村で普通の道具屋を営むビオレッタのもとに、なぜか美しい勇者がやってきた。「ビオレッタさん、俺と結婚してください」と……。 村のなかで完結していた彼女の毎日が、広い世界を知る勇者によって彩られていく。狭い世界で普通にこつ....
著者 : 小桜
小説家になろう

「この中で誰が一番ブサイクでしょうか?」と追い詰められた俺は、気の強そうな美人ギャルの名前を答えたらギャルが泣き出して教室を追い出され、ギャルは実は…

「この中で誰がブサイク?」と4人の女子に質問され、逃げようとしても逃げきれず、答えを強要された。追い詰められた俺は、気が強く、美人で、ギャルな幼馴染の名を答える。幼馴染なら何事もなく終わると思っていた俺の予想に反して、幼馴染はガチ泣きした。俺は教室を追い出され、家に帰る。次の日、幼馴染の兄が俺の家を....
著者 : ぐぅ
小説家になろう

追放後の手紙

追放された悪役令嬢アリシアの穏やかな日々。 毎日、自分を追放した王国からの遣いもくるが、それに応えることなくマイペースな日々を送るのであった。 ....
著者 : 華園とうふ