エブリスタ 例えば、甘い声 30歳を過ぎた途端に気付く。ただ「楽しい」だけで恋愛できる年齢は、とっくに過ぎてしまったと。 20代の頃よりずっと、一人でしっかりと立てているはずなのに。覚束ない足元に目を塞ぎ、家で一人、妄想彼氏の腕に逃げ込む。 そんな空っぽのわたしのところに、きまぐれにやってくる彼女持ちの後輩、市川くん.... 著者 : 待宵 2020.05.14 エブリスタ