短編の小説一覧

小説家になろう

壁の落書きを理由に婚約破棄された悪役令嬢

「ジュリア、ただ今をもって、君との婚約を破棄する!」 「……!」  貴族学園のとある放課後の教室。  各々が帰り支度をしていると、私の婚約者であり、我が国の王太子殿下でもあらせられるダリル殿下が、唐突にそう宣言した。 「……どういうことでしょうか殿下? 随分急な話でビックリしてしまいましたわ。私....
著者 : 間咲正樹
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『聖女の妹』という立場を利用して贅沢三昧している私の妹

「……ふぅ」  今日も聖女としての仕事で疲労困憊の私。  軽く伸びをしてから自宅の扉を開けた、その時だった。 「あっ、聖女様が帰って来た!」 「わぁ、凄い! 本物の聖女様だー!」 「っ!?」  妹のドリスと同年代くらいの、二十歳前後の二人の女の子が、私のところへ駆け寄って来た。  だ、誰、この....
著者 : 間咲正樹
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「私たちは友達ですもんね」が口癖の男爵令嬢

「あれ!? シェリル様、そんなブレスレット持ってましたっけ!?」  貴族学園のとある昼休み。  伯爵令嬢のシェリルは、男爵令嬢のドリーから、不意にそう訊かれた。  婚約者から贈られたブレスレットだと説明すると、ドリーは――。 「えー! シェリル様の婚約者って、あの名門侯爵家の長男の、ハミルトン様....
著者 : 間咲正樹
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婚約破棄されたうえ追放されたお飾り聖女ですが、呪われたからって今更泣きつかれても、もう遅いです

「お前が聖女であろうが関係ない。俺はお前を愛していない、だから婚約は破棄する」 呪いは既に過去のものとなった世界で、役に立たない「お飾り聖女」と言われていたセラは、元婚約者だったユベルから婚約破棄されたうえに追放されてしまう。 しかしセラが国を出た後、ユベルとその婚約者の失態で、国に呪いが蔓延し....
著者 : 神田なつみ
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聖女はただ微笑む ~聖女が嫌がらせをしていると言われたが、本物の聖女には絶対にそれができなかった~

私はシュタルクという大神官で聖女ユエ様にお仕えしていた、だがある日聖女ユエ様は婚約者である第一王子から、本物の聖女に嫌がらせをする偽物だと言われて国外追放されることになった。私は聖女ユエ様が嫌がらせなどするお方でないと知っていた、彼女が潔白であり真の聖女であることを誰よりもよく分かっていた。 pi....
著者 : アキナヌカ
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わたくしが何度諭しても、男爵令嬢は「運命なんです!」の一点張り

もうわたくしは疲れた。 ――後は好きにすればいいんだわ。....
著者 : 間咲正樹
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裁きの精霊と真実の精霊に愛された乙女

ファミア・グレースは婚約者に婚約破棄された。 傍らには聖女がいた。 全てを悟ったファミアは、審判の家と言われる実家に伝わるとある石を取り出す──....
著者 : 琴葉悠
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目覚めたらギロチンで処刑された悪役令嬢の中にいました

 娼婦のミケーラは流行り病で死んでしまう。 (あーあ。贅沢な生活してみたかったな……)  そんな最期の想いが何をどうして伝わったのか、暗闇の中に現れたのは、王都で話題になっていた悪女レティシア。  そこで提案されたのは、レティシアとして贅沢な生活が送れる代わりに、彼女を陥れた王太子ライルと聖女....
著者 : 桃月 とと
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初夜に寝取られたので、しっかりお仕置きしようと思います

 アイリスには前世の記憶がある。それが役に立つ時もあったが、1番のトラウマである、家に帰ったら同棲中の彼氏が別の女と浮気中だった記憶が今世でも彼女を苦しめていた。 「愛のない結婚がいいです」  その望み通り、アイリスは会ったこともない隣国の王子と結婚した。  そして初夜を迎えるはずの寝室にいた....
著者 : 桃月 とと
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目が覚めたら知らない女子が当然のように家にいて彼女面してるんだけどナニコレ

目が覚めたら知らない美少女がいた。 誰だこいつと思いながら、正体について考察していく。....
著者 : むべむべ