近世の小説一覧

小説家になろう

国を追われた聖女は、本当にただの人でした

国の内部改革によって、聖女の位が廃止された。三年後、その国は重工業の発展が目覚ましかったが、内外に数多くの問題を抱えていた。王子は起死回生の手段として、隣国に渡った聖女を連れ戻そうとするのだが……。....
著者 : 九四山井耐排夢
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私は、婚約者の御前試合の応援には参りません。薄情な婚約者? あらまあ、ずいぶんな言い草ですわね。

伯爵令嬢キャロラインは、婚約者であり子爵令息であるアンドレアスとの不仲が噂されていた。 アンドレアスは剣の腕前が素晴らしく、御前試合にも参加するというのに、彼女は勝ち進むアンドレアスの試合をまったく応援しようとしないのだ。 その頑なな姿に、アンドレアスに恋心を抱く令嬢たちはキャロラインを責め立て....
著者 : 石河 翠
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「お前を愛するつもりは無い」って、自分は愛されてる前提なのは何でですの?

ある国の王都で人気のパテスリーのサロンで、公爵令嬢のリリーローズが友人たちと集まって先日あった王弟殿下の送別会での、婚約破棄騒動を話した。それを聞いた友人たちと男性が別れた女性にずっと好かれていると思い込むのはなぜかという話しになっていった。ただ、お友だち同士で話しているだけの短編です。暇潰しにでも....
著者 : 有栖 多于佳
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だってわたくし、悪女ですもの

 妹に毒を盛ったとして王子との婚約を破棄された令嬢メイベルは、あっさりとその罪を認め、罰として城を追放、おまけにこれ以上罪を犯さないように叔父の使用人である平民ウィリアムと結婚させられてしまった。  しかしメイベルは少しも落ち込んでいなかった。敵対視してくる妹も、婚約破棄後の傷心に言い寄ってくる男も....
著者 : さくたろう/書籍化準備中!
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王太后の憂鬱

 王太子の婚約破棄宣言。  この国の諸悪の根源の王太后と、その手先である婚約者への糾弾をするが…?  というテンプレで始まりますが、多分ちょっと意外なところへたどり着きます。  王太子視点、悪役令嬢視点、王太后視点の全3話、毎日投稿です。  何かと「都合のいい諸悪の根源」にされがちな王太后応援企画で....
著者 : 小西あまね
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「お前を愛することはない」と言われても私はちっとも構わなかった。だって欲しかったのは、優しい夫ではなく綺麗なお家だったから。

子爵令嬢サロメは、飲んだくれの父親、意地悪な継母、手癖の悪い異母妹とともにおんぼろ屋敷に住んでいた。 ある日彼女は、実家の借金を肩代わりしてもらう代わりに、訳ありの侯爵令息の婚約者になる。引っ越し初日、彼女は婚約者からお前を愛することはないと言われてしまった。 しかしめげない彼女は、病人のような....
著者 : 石河 翠
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愛さないと言われたので、私も愛しません

「俺はお前を愛さない、それと婚約の解消はしないからな。都合故、お前との婚約を受け入れたんだ。だから俺に愛を求めるなよ」    私はレイフ様の言った事が理解できなかった。    愛さないのに婚約した?  なぜそうなってしまっているんだ。 「理解しろハーマリー。愛してない相手に笑顔を見せられても意味....
著者 : そらら
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初恋を実らせて結婚した聖女さまは、愛する旦那さまとゆっくりお休みを満喫したい。

憧れの王子さまこと、王弟スティーヴンと結婚した聖女ジュリア。幸せいっぱいの結婚生活かと思いきや、王太子妃の生活は思ったよりも忙しい。 しかも忙しさゆえに、新婚早々、別居生活。そのため彼女は国王陛下に休暇をもらえるように直談判する。 そんなジュリアを癒やしてくれるのは、最近拾った迷子のうさぎ。仕事....
著者 : 石河 翠
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「俺はあなたを愛していない」から始まる政略結婚

「俺はあなたを愛していない」から始まる政略結婚、冒頭の一幕。  大国フラリアの第五王子に、政治的理由で無理やり嫁がされた南島の姫。そこに愛がなければ、育めばよいではないかというお話。....
著者 : とびらの
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没落令嬢は執着王子の求婚から逃げられない!

元伯爵令嬢のエステルは没落して、庶民として王都の下町でのんびり暮らしていた。そこへある日突然やってくる美男子。それはなんと幼なじみの王子様だった。 「エステル! 迎えに来たよ! 結婚しよう!」「は?」 平和に暮らす嫁ぎ遅れ没落令嬢の元に舞い込む、八歳も年下の王太子からの求婚。果たしてエステルは執....
著者 : 宮前葵