何度巻き戻っても王子に殺されるので、先手必勝で殺しに行くことにしました。止めないでください、長生きしたいんです!

「また、殺されたわ……」
 公爵令嬢クレアは、時を巻き戻っている。
 それも、毎回十八歳の誕生日に、殺されて。
 クレアを殺すのは、婚約者のエルヴィン。
 どんなに殺されないように立ち回ろうとも、何度も何度も何度も殺され続けて。
 クレアはついに、気づいた。
「そうだ、殺される前に殺してしまおう」
 

※「小説家になろう」は株式会社ヒナプロジェクトの登録商標です
本サービスは株式会社ヒナプロジェクトが提供するものではありません

レビュー