「貴女を愛さない」と言った貴方と言われた私と、君のゆくさき

著者:ミソラ

 短いですが、視点が変わるのでページを分けています。視点ごとに更新をします。

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 初夜に「貴女を愛することはない」と言った「夫」が、一年後私に言った。
 
「愛人に子供ができた。貴女に育ててほしい」と。

 生後二か月でやってきた赤子を初めて抱いた時に感じた重さ、温かさ。

 ああ、大丈夫。私はこの子を愛せる。この子が、私がこの家で生きる意味となるだろう。

 愛のため妻を顧みない夫と、愛を求める妻。血の繋がらない母から愛情をかけられてすくすくと育つ息子。
 それぞれの選択とゆくさき。

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「貴女を愛することはない」から始まり、そのまま交わることなく進むとどうなるかなーと思って書きました。

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 安定のふんわり設定。でもイメージはヴィクトリア朝イギリスで!
 
 注)暗いよ! 笑えるところはないよ!

⭐︎異世界(恋愛)ランキングで日間2位、になりました(8/16)(ノ´▽`)ノ

⭐︎誤字報告、大感謝です!

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