うちのオカンはもしかして

著者:水藍

俺は小学五年生の頃、不登校になったことがある。
理由は「勉強なんて意味がない」
思春期にありがちなアレである。

それを言った俺を、あっさり論破したオカン。ぐぬぬな俺に、最後こう言った。
「ある日、お前はいきなり○○○○○○かもしれない」
はい?
「せめて小学生の知識だけでもしっかり備わっていれば、運命は大分変わるぞ。少年」
そう言って渡された一冊の本。
それを読んで、俺の人生はちょっと変わった。

そして二十七歳のある日。
俺はあることに気付く。
オカン?
あれ? オカンって。
もしかして?

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