呪われた王子様を救えるのは、呪われた私だけでした。

魔法が生活に根付いている世界で、全ての魔法を打ち消してしまうという呪を持って生まれたクレア。
蔑まれながら孤児院でひっそりと生きていた。
そんなある日、王城から呼び出される。
命じられたのは、『静黙殿下』こと王太子殿下の話し相手になること。
王太子殿下は一切話すことが出来ないのに、なぜ――――?

 

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