ただの子爵令嬢

著者:赤戸まと

 辺境の子爵領の令嬢である私は、王都の学園に通うことになった。クラスでは王子殿下やその婚約者の公爵令嬢など、華々しい方たちが注目を集めていた。彼らと違い平凡な私。気になる男子生徒もいたけど、卒業まで仲良くなることもできなかった。そんな、ただの子爵令嬢の話。

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