腹黒悪徳領主さま、訳ありメイドたちに囲われる

著者:溝上 良

【簡単なあらすじ】
 自分勝手で他人とか踏み台にしか思っていない貴族の主人公くんが、綺麗でかわいくてヤバいメイドさんたちに振り回される話。

【あらすじ】
 バロール・アポフィス。大きな権力を持ち、民のことを虐げ私利私欲を満たす貴族が多い中、バロールという貴族は民のことを思いやる心優しい貴族であると知られていた。

 「なんにしても俺のことが第一優先だろ。他人なんて踏み台でしかないわ」

 実際はこんな考えのクズだったが。
 そんな彼には、見目麗しい複数人のメイドが仕えていた。彼女らは能力も高く、バロールに倣って民にも優しい。バロールも、良い手駒がいっぱいいて嬉しいとさえ思っているくらいだった。

 「バロール様はわたくしたちが支えます。たとえ、何を代償に支払ったとしても」

 ただ、バロールも気づいていないことだが……。
 このメイドたち、少し訳ありだった。

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