【完結】隣国の王太子様、ノラ悪役令嬢にご飯をあげないでください

著者:秋色mai

 エレノア・ウェルズリー侯爵令嬢は身に覚えのない罪をなすりつけられ、国外追放の刑に処された。もちろん彼女は怒り復讐を決意……はしなかった。
 おおらかで気まま。ご飯と昼寝が大好きな彼女は状況もわからないのに国外追放を受け入れてしまう。それどころか追放先が海に面した貿易大国マリーノ王国だと知ると、

「……とりあえず、シーフード食べようかしら」

 なんて言うのだった。しかし金も地図もない彼女は、路頭に迷う羽目になってしまう。

「お、お腹減った……ご飯ください……できれば海鮮料理……」

 そんなに彼女に魚をくれたのは、たまたま視察に来ていた隣国の王太子殿下で!?

 ……ツンデレ王太子殿下は、彼女にどんどん絆され餌付けそ、愛おしさに重くなっていく。

 カクヨムにも載せています。

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