葉月猫斗の小説一覧

小説家になろう

「君を愛する事は出来ない」と言われたけれど当たり前では?

 結婚直後、夫から自分には既に恋人が居る為君を愛する事は出来ないと告げられたアンリエット。  だが彼女は夫の言葉に傷付くでもなく只管首を傾げていた。 「当たり前の事を何故あの人はわざわざ言ったのかしら?」....
著者 : 葉月猫斗
小説家になろう

三流のシナリオ

 国が誇る歴史ある学園内では1人の生徒により不穏な気配が漂っていた。  平民出身の男爵令嬢リリアは第一王子アダムを筆頭に婚約者を持つ男子生徒を次々と誑し込み、親密な関係を築いていた。 アダムの婚約者であるミカエラは民の為、国の為にこの事態を収めるべく動き出す。....
著者 : 葉月猫斗
小説家になろう

殿下、テストは不合格でございます

それは彼にとって未来の為の行動だった。婚約者の嫌がらせに嘆き悲しむ彼女を助け、卑劣な行為をする婚約者を罰する為の彼なりの正義だった。 しかしそれは破滅の言葉だった。....
著者 : 葉月猫斗
小説家になろう

聖女と結婚するから側妃になれとはどういう事かしら

「恐れながら殿下、それは無理なご相談でございます」  長年王妃教育を受けて来た令嬢を側妃にするのは令嬢の父親や議会が止めるよなぁと思って出来た話です。  世界観があやふやなので緩い頭でお読みください。....
著者 : 葉月猫斗
小説家になろう

シナリオ改変せず大逆転してみせます!

 キャロラインは前世の記憶と同時に自分が乙女ゲーの悪役令嬢に転生したと気付くも、そこは既に婚約破棄される直前だった。  ゲームと違いヒロインに嫌がらせなど行っていなかったが、婚約者はキャロラインを信じてくれずシナリオ通りに断罪されてしまう。  そっちは散々浮気をしておいて挙句の果てに白昼断罪ショーな....
著者 : 葉月猫斗
小説家になろう

厄介なテンセイシャの処分法

 エリザベスは婚約者であるバーナード王子から無実の罪による婚約破棄をされる。  王子の傍らには浮気相手とされているアマーリエが勝ち誇ったかのような醜悪な瞳を向けており、ここまでくれば仕組まれたと分かるがエリザベスは至って冷静であった。  既にこの時点で彼女の計画は崩れているのだ。あの一族の者の進言と....
著者 : 葉月猫斗