小説家になろう 硬派な殿下は今日も婚約者が気になって仕方がない 私は今、王宮の庭園で一人、お茶を頂いている。 婚約者であるイアン・ギルティル第二王子殿下とお茶会をする予定となっているのだが……。 「また、いらっしゃらないのですね……」 毎回すっぽかされて、一人でお茶を飲んでから帰るのが当たり前の状態になっていた。 第二王子と婚約してからの.... 著者 : らんか 2024.08.28 小説家になろう