小説家になろう その言い訳がいつまでも通用するはずがない〜獣人恋人の見切り時〜 「ごめん。明日の花祭り、一緒に行けなくなったんだ」 そう言って申し訳なさそうに謝るバオリーを見て、 『やっぱりね。そう言うと思ったわ』 そんな思いでロナナはそっと小さくため息をついた。 いつも仕事を理由にロナナとの約束を簡単に破るバオリーに、ロナナは以前から決めていた事がある。 自分自身に賭けをし.... 著者 : 白井夢子 2024.07.31 小説家になろう