小説家になろう 農民上がりと馬鹿にされた私ですが、甘党皇子が果樹園を気に入って離れないので、それどころではありません。 長年の功績が称えられ、父が男爵位を賜った。 皇子殿下が視察に来た――――だけのはずだったのに。帰らない。 皇都で私は『農民上がりの野生児』だと揶揄されているようだが、それどころではない。皇子が我が家に居座り続けているし、皇帝も承知の上なのだ。気を抜くと一生いそうな気がする。ほんとうに、それどころでは.... 著者 : 笛路 @8/26(シーモア先行)『氷の貴公子様』 2024.08.23 小説家になろう