魔法卿と竜の花嫁 〜女嫌いで有名な辺境伯様に使用人として雇われたと思ったら実は婚約者でした〜

「お前を愛するつもりはない」
(なるほど、愛人にはしないということか)

『魔法卿』アレク・エルドリッチはグレイへとそう言った。

王都でしがない薬屋をやっていたグレイはある日貴族に拉致され、エルドリッチ伯爵領へと連れて行かれた。

わけも分からずやってきたグレイへいきなり氷剣を突きつけ、そう言ったアレク。

自分は使用人として雇われるのだと勘違いしていたグレイは、「別に構いませんが」と答えた。

グレイが自分の勘違いに気がつくのは、その後すぐのことだった。
グレイは婚約者候補としてアレクの元へと送られたのだった。

自分がアレクのもとへ婚約者として送られたことを知ったグレイは、すぐに婚約を解消しようとする。

しかしアレクはグレイが平民であること黙っていたことを人質にとり、加えて大金を給料として出すことを対価に、グレイを婚約者にする。

そうしてグレイは婚約者としてエルドリッチ領で暮らすことになるが、グレイには以外な才能があり……。

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