「あなたを愛することはない」と百日前に言った「私」の顛末

「私があなたを愛することはありません」

親が勝手に決めた婚約者、かつ親友の恋人だと噂される公爵子息のリナートに、私はそう言い放った。

時代は貴族でも恋愛結婚が許される時代。

私は、9カ月前に自分を暴漢から救ってくれたマクシムに恋をしていて、つい先日恋人になったばかりだったのだ。

そんな私に、リナートは「百日、私にいただけませんか?」と提案する。

聞けば、百日後も私の気持ちが変わらずマクシムに向いているなら、リナートは私を諦めてくれるという。

マクシムへの気持ちがたったの百日で冷めることなどないだろうと思いながら頷いた私の、百日後までのお話。

※全六話、完結済。
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