その婚約破棄は悪手ですよ、お馬鹿さん(はい、ざまぁ)

 それはある夜の舞踏会場。

 16歳の地味な令嬢ローザリアは、婚約者だったアルバートから「おい、ローザリア。お前とは今夜限りで婚約を破棄する」と一方的に婚約を破棄されてしまう。

 しかし、このときのローザリアは冷静だった。

 そしてローザリアは婚約破棄をされたあとに衝撃の事実を暴露し、舞踏会場に壮大な波乱を引き起こす。

 一体、ローザリアは婚約破棄をされたあとに何をしたのか!?

 婚約破棄からの壮絶な逆転劇の幕が上がる――。

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