【異世界恋愛・裏切り】
ついに彼は私を売った。自分が助かるために婚約者の命を差し出したのだ。 ……もうそれは、一線を越えた気がした。
リサ・キャラハン伯爵令嬢が湖畔で趣味の絵を描いていると、いきなり目の前に全身真っ青の大鬼が現れた。大鬼が「おまえの婚約者が自分の代わりにおまえを食べろと言うのでね」というので、リサは自分の婚約者が身代わりに自分の命を差し出したことを知る。婚約者に『どういうことか』と問い詰めるリサは彼のさらなる裏切りを知るのだった――。
設定ゆるいです。
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