公爵令嬢のカドリーネアは、彼女が六才の時に三才の弟からこの世界がカドリーネアが【逆転の乙女〜絶対ザマァはくらいません〜】の主人公だと聞かされる。
しかし、六才の時に転生者になる筈のカドリーネアは一向に前世の記憶を思い出すこともなければ、弟から聞いた攻略対象達と仲良くなることもなかった。
【逆転の乙女】の世界とは違っていく中で、カドリーネアは本編ともいうべき学園に入学することになる。本来なら存在しない婚約者を連れて、学園の中で彼女が見たものとは……
本来なら転生者になる物語の主人公がそのままの彼女でいたらどうなるのかという話。
レビュー