鬼種流離譚~金砕棒でぶっとばせ~

著者:らる鳥

 海の底から天まで伸びる巨木の根に支えられた島々、八洲の地で、額に角の生えた少年が金砕棒を振り回して様々な問題を解決していく異世界和風ファンタジー。

 八洲の一つ、穂積洲で修験者である円行者の行者に育てられた捨吉(幼名)は、村が賊に襲われる光景を見せられ、それを救う事を決める。
 しかしその際に、誰かを救う為に戦う事を決めれるお前はもう一人前だと、円行者から独り立ちを言い渡され、翔という新しい名を貰う。
 お前なら天も地も、心のままに翔けられるとの言葉と共に。

 金砕棒(かなさいぼう)とは打撃武器の一種。
 八角の棒に星と呼ばれる正方形あるいは菱形の鋲を打って補強した物。
 総金属製の物もあり、わかり易く言うなら、鬼の金棒。

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