小説家になろう

なに学んできたんですか?

留学していた婚約者が帰ってきた。留学先の王女とその国の兵士を連れて、謀反を起こして。 血が流れるならさっさと明け渡してしまいましょう。 どうせ、五年も持たないでしょうし。....
著者 : 高月水都
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そうして第一王子はいなくなった

「お前とは婚約破棄だ、パウリーネ」 見上げるほどに背の高い、やたらと頭を左右に振り回して前髪をひらひらたなびかせ、ご尊顔だけはレベルの高い第一王子をきょとんと見上げた。 パウリーネは神殿に身を置く聖女見習いだ。 ある日、唐突に訪れた婚約者から婚約破棄を告げられる。 婚約破棄、意地悪な姉、聖女、とい....
著者 : 黒須 夜雨子
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俺様王子から(物理的に)逃げる私

左肩にある番紋に焼印を押されて、それを消されたとき、ユーリアは思い出した。自分がかつて日本に住むアラサーの喪女であったことを。 でもこれって、いいんじゃない? とユーリアは前向きに考えた。....
著者 : 摩莉花
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妻が元婚約者の下に赤ちゃんを置き去りにした

仕事から帰ってくると、子供がいなくなっていた。 妻に尋ねると、「おねえさまが面倒を見てくれるって!」 彼女の言葉に僕は青ざめる。 妻のお姉さん……それは僕の元婚約者だった。 短編『私の婚約者と駆け落ちした妹が、赤ちゃんのお世話を押しつけにやって来た』のアベル視点です。 どうしようもない卑怯者の男が....
著者 : 村沢黒音
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あの日、思い出せてよかった

「ヨハンナ! 仕方がないから結婚してやる!」そう言い放ったのは金髪碧眼の王子様みたいな顔をした幼馴染みのアードルフ。多分将来一緒になるんだろうなと漠然と思っていた相手。その相手からの求婚…上から目線の求婚を、ヨハンナは拒否する。半年前なら喜んで受けていただろうけど、今は受けることができない。 だって....
著者 : こう
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聖女は邪魔をしてくる奴らに「ざまぁ」をしないといけないらしい

「ヒロイン聖女に転生したけど、これ『ざまぁ』される側で確定じゃない!?」 悪役令嬢から自分を庇う王子はポンコツ、悪役令嬢は悪役せずにこっちのざまぁを狙っている始末。このままだと自分の将来が危うい。そう己の危機を確信したレイラはとある行動に出た。....
著者 : ど山
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結婚早々、魔女に呪われた公爵夫人です。誰からも認識されなくなったおかげで、推しを見守る壁になれました。ぶっちゃけ呪いどころか完全にご褒美です

自分の婚約者と駆け落ち予定だという妹に脅されて、妹の婚約者の元に嫁ぐことになったジョアン。 しかし実は相手が彼女の推しである呪われ公爵であったこと、無事に呪いが解けたことから、幸せな新婚生活を送っていた。 そんなある日、ジョアンはかつて夫である公爵にかけられていた呪いと同じ呪いを黒の魔女によって....
著者 : 石河 翠
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魔王を討伐した勇者の妻は、美しい王女にすべてを譲って逃げ出します。真実は私たちだけが知っていればいいのです

魔王討伐に成功し、王都に凱旋した勇者。彼は王都で待っていた最愛の王女を抱きしめ、互いの愛を確かめあった。 そんなふたりにほとんど目もくれることなく、勇者の妻だった女は、神殿へと急ぐ。すべてを王女に譲り渡し、本当に望んだ生活を手に入れるため。 神殿への道中、最も信頼していた神官長に心無い言葉をはか....
著者 : 石河 翠
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高望みする婚活令嬢は、平凡な令息と出会い「まあ、こいつでいいか」と妥協する

子爵令嬢のジュディは、夜会での結婚相手探しに燃えていた。 そんな彼女が相手に望む条件は、侯爵以上、長身、二枚目、髪はさらさらの金髪、乗馬ができ、武芸にも長け……。 しかし、高望みはするものの、成果は出せずにいた。 そんなある日の夜会で、ジュディは子爵令息のフリンクから話しかけられる。 ジュディの高....
著者 : エタメタノール
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『運命の番』の資格を解消する方法。

実は傲慢不遜な竜人の王太子の『運命の番』であることを自覚している白豹の獣人のご令嬢は、虐げられても毎日のように挨拶に向かう。 『運命の番』の救済処置、333日の期間を経ても決意が揺らぐなら『番宣言』をしなければ、『番の資格』を放棄出来るため。 力が強い故に、番感知が乏しい竜人は何日顔を合わせても気付....
著者 : 三月べに(BENI)