婚約破棄された小説家ですが、恐怖の皇太子様が私の熱烈なファンでした~作者の私を大事にするあまり、溺愛とも言える行動をされるのですがどうすればいいのでしょうか?~

「はい、悪役令嬢の君を婚約破棄するまで1年かかりました~」

ある日突然、男爵令嬢のベルは婚約破棄されてしまった。
婚約者から「君の義妹が好きになった」と得意げに告げられたのだ。
その後ろで“恐怖の皇太子”が鬼の形相で見ているとも知らず……。

実は、ベルは小説を書いて家計を助けている。
悪役令嬢を主人公にすることが多かったので、彼女自身も“悪役令嬢”と呼ばれていた。
そして、なんと皇太子はベルの熱烈なファンだったのだ。
そのまま攫われるように宮殿へ連れて行かれる。
言い渡されたことは一つだけ。

「早く続きを書きなさい」

過剰なまでに大事にしてくる皇太子とともに、ベルは幸せな溺愛?スローライフ?生活を送る。

※こちらは、以下の短編の連載版です! 3話までが短編の内容です。
『婚約破棄された小説家ですが、恐怖の皇太子様が私の熱烈なファンでした~作者の私を大事にするあまり、溺愛とも言える行動をされるのですがどうすればいいのでしょうか?~』

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