王子様との結婚を平民が夢見た結果

 目の前の状況について行けない。

 何故、平民の私が王城で白いドレスを着ているのだ。

 何故、こんなにも多くの人々が、私を祝福しているのだ。

「…今日は良き日だ。ようやく念願が叶ったな」

 何故、私の横に、殿下が立っているのだ。

 ――新郎として。

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