【完結】婚約破棄されたドラゴン好き令嬢は、北方辺境領主とドラゴンたちから溺愛されています

主人公はミルカ・アールトネン、十六歳。
彼女は、貴族の中で唯一ドラゴンの飼育を任された家の出であり、ドラゴンについては誰よりも詳しかった。
ある日ミルカは、王家の聖なるドラゴンが育たなかった責任を押し付けられ、婚約破棄&北方辺境への追放を言い渡される。

北方辺境は、野生のドラゴンが多く棲息し、厳しい環境の流刑地だ。
失意のうちに北方辺境を訪れたミルカが出会ったのは、二十六歳の美形な辺境領主ヴォルテールと、彼のドラゴンだった。
ミルカのドラゴンに関する知識は北方辺境にとっても貴重なものであり、彼女は快く迎えられる。
その上、結婚適齢期であるヴォルテールとの婚約を執拗に勧められ、さらにはヴォルテール自身もミルカに迫るのだが、彼女にはあるトラウマがあった――。

ドラゴンと過ごす日常と、辺境領主とのもだもだラブストーリーをお楽しみください!

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