悪女かどうか、私を見たらわかるでしょう

王太子が父王に願い出た。
「私の婚約者を、ルドヴィカ・サンティ侯爵令嬢から、彼女の妹、キアラ嬢に替えてください」
姉ルドヴィカは評判の悪女で、奔放三昧。周りの人間に辛くあたり、朝帰りを常として、婚約者にも顔を見せない。そんな女性より、健気で可愛い妹姫が良い──。
かくして悪女ルドヴィカは、王宮に呼び出された。
"希代の悪女"。しかし現れたのは、やせ細った怯えた少女で……?
少女が「自分が"ルドヴィカ"だ」と名乗ったので、周りは騒然となる。

ドアマットなヒロインが誤解されていることは多々ありますが、ひとめ見たら分かるのではないか…?と思って書きました。逆転劇を楽しんでいただけましたら嬉しいです♪

※2024.08.20.夜、08.21.朝、総合日間《短編》部門1位有難うございます!

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